{{category 読書感想}} {{amazon 4121018664}} シーア派に絞っているだけのことはあり、比較的詳細なポイントも入っている。 イランというアラブとは大きく違う文化のなかで発達したこともあり、シーア派はかなり違った制度を持っている。階層化や権力との近さや影響力。構成も20世紀のイランが中心である。いわゆるイスラーム革命、法学者による統治といったものがどのようにまわりに影響したかといった観点からも描かれている。近代イラン史としても面白かった。